つらい脚の痛みやしびれ…その原因、本当に「腰」だけですか?
「椎間板ヘルニア」や「坐骨神経痛」「脊柱管狭窄症」と診断され、痛みやしびれに悩む方は少なくありません。
しかし、「腰の問題=脚のしびれの原因」とは限らないことをご存じでしょうか?
理学療法士として数多くの著名人やプロスポーツ選手をサポートしてきた園部俊晴氏が、その長年の臨床経験から導き出したのが、今回ご紹介する『園部式 脚の痛み・しびれ改善メソッド』です。
「手術を考える前に、自分の体を知ることから始めよう」
という園部氏のメッセージが詰まった一冊。
自分で原因を見つけ、セルフケアで改善していく方法をやさしく学べます。
医者任せにしない!年齢のせいにしない!
本書の最大の特徴は、「原因を自分で特定できる」こと。
「もう年だから」
「ヘルニアだから仕方ない」
と諦めていた方でも、本書を読むことで「どこが痛みの本当の原因なのか」をセルフチェックできます。
園部氏によれば、脚の痛み・しびれの半分以上は腰が原因ではないといいます。
骨盤や股関節、足首などの動きの悪さが、結果として脚にしびれを起こしているケースも少なくありません。
3つの原因を見極める「園部式セルフチェック法」
本書では、第2章で「原因部位を見つけるセルフチェック法」を詳しく紹介しています。
体を動かしながら痛みの出方や部位を観察し、
- 筋膜や関節の硬さ
- 姿勢や重心のクセ
- 神経の滑走不良
など、自分の体の“どこが悪さをしているのか”を見つけ出すことができます。
専門的な内容ですが、図や写真が豊富で、QRコードから動画で確認できるため、運動が苦手な方でも安心です。
原因別にできる!簡単セルフケアを写真と動画で解説
第3章では、「原因別セルフケア法」を詳しく紹介。
筋肉や関節を無理なく整えるストレッチや、日常生活で意識したい姿勢のポイントなど、自宅で今日からできるケアが満載です。
さらに、痛みをぶり返さないための「デイリーケア」も第4章で解説。
職場や家事の合間にも取り入れられるシンプルな方法が多く、継続しやすい内容になっています。
著者はプロも信頼する理学療法士・園部俊晴氏
園部氏は理学療法士として30年以上の臨床経験を持ち、プロスポーツ選手や著名人からの信頼も厚い治療家です。
単なる“ストレッチ本”ではなく、科学的根拠に基づいた理学療法の視点で痛みの構造を解き明かす内容になっています。
そのため、病院や整体に通っても改善しなかった方にこそ、一読をおすすめしたい一冊です。
手術の前に、まず「自分の体」を知る一歩を
脚の痛みやしびれの本当の原因を知ることは、正しい治療法につながります。
『園部式 脚の痛み・しびれ改善メソッド』は、
「医者任せにしない」
「自分の体を理解する」
という考え方を広める、まさに“セルフケアの教科書”です。
理学療法士としても、長年悩まれている方にぜひ読んでいただきたい一冊です。
手術を決断する前に、この本で自分の体の声に耳を傾けてみませんか?


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